人生生まれてから、各々がなにかしらのコミュニティに属していて、
それぞれのコミュニティにおいて、役割や担当を担ったことがあるでしょう。
そして、必ずそれぞれのビジネス、コミュニティには、リーダーが存在しております。
昨今では、年功序列制をなくす企業も増えており、
主任や課長になったり、マネージャーになるケースも増えてきております。
今回は、”若手リーダー”の素質やあるべき姿について、述べさせていただければと思います。
明るさ・元気さで勝負
若いリーダーに期待するものの一つの要素として、明るく・元気であることです。
どんなに頭がいいリーダーだとしても、暗くて、声も小さい人についていきたいと思う人はいません。
自信がなさそうにみえてしまう為です。
明るく・元気でいる事は、自信があるように見えます。
(例え、自信がなくてもそのように見せてください)
現状少し暗い、自信がないっていう人は、今よりも少しでも大きく声を出して、
今よりも少しでも笑顔の挨拶を増やしましょう。
部下のいいところ(強み)をほめよう
部下の指導において、欠かせないことは、信頼関係を構築する事である。
信頼関係を構築すれば、注意したり、厳しく怒ることも愛情ととられる。
しかし、万が一信頼関係が構築できていなかった場合、
厳しく指導することは逆効果となり、組織として伸びない可能性が出てきてしまいます。
信頼関係を構築する上での第一歩は、相手のことをよく知ること。
そして、相手を知ったうえで、相手の良いところ、強みを誉めていきましょう。
部下育成の為に!与える人になれ
世の中はギブ&テイクの世界です。
ただ、リーダーはテイクするのではなく、ギブ側の立場にならなければなりません。
・笑顔を与える
・情報を与える
・刺激を与える
・考え方を与える
・感謝を与える、、、
常にGiveの考えを忘れないようにしましょう。
部下のモチベーション(やる気)を上げる
部下のモチベーション(やる気)を上げることは、リーダーにとって必要不可欠である。
モチベーションを上げる一つの方法は、目的を与えること。
モチベーションが低い社員の多くは、目的、目標がない。
人生の目標・組織内での目標・今日一日の目標等、
現状の課題・目標も明確に定め、
その道筋を立ててあげることもリーダーの役目である。
だからこそ、いま組織にあるビジョンはしっかり浸透させよう。
そして、なぜ、いまこの仕事をやっているのか、理解させよう。
時には厳しく!仲良し集団になるな
怒るのが怖い、怒ったら気まずくなってしまうのではないか、
嫌われてしまうのではないかと心配する人も少なくないだろう。
しかし、時には注意したり、叱ることは重要である。
要所を締めないと、ただの仲良し集団になってしまい、
組織として機能しなくなったり、時には不正が横行してしまうこともある。
まして現代では、若者は怒られることも少なくなり、
怒ってくれることに感謝を示して、好意を持ってくれる人もいるのだ。
だからこそ、時には厳しくすることも欠かせないでほしい。
相手に叱る際のポイントは、3つある。
①事実に基づいて叱る(人間的な否定はしない)
叱っていい部分は、物事に対しての事象だけである。
遅刻をしてしまったら、遅刻をしたことに対して叱り、
決して人間性等を批判してはいけない。
②何故そうなったのか理由を考えさせる
失敗してしまった理由を考えさせないと、
部下・後輩は次同じミスを再度してしまう可能性があがる。
何故そうなってしまったのか、どのように改善、解決すればいいのか、
考えさせることが重要である。
③最後にフォローの一言を言う。
叱った後のフォローの一言も欠かせない。
例えば、すごい期待しているとか、やればできるんだからとか、
そのようにプラス言葉を与えることで、
相手のモチベーションを保つこともできる。
部下から信頼を集める方法
一番部下の信頼を集めやすくする方法は、
一人一人と向き合って、部下からの相談に乗ってあげることである。
相談に乗る際のポイントは、下記3点である。
①よくうなずく
②的確な質問をする
③共感する(あいづち)
的確な質問については、
よく人の話を聞いているなと思わせることもでき、親近感をわきやすくさせる。
また、適度なあいづちも、共感してくれているというサインになり、信頼を集めやすくなる。
常にプラス思考(ポジティブ思考)であれ
自信がないリーダーには、誰もついていきたいとは思わない。
だからこそ常にプラス思考でいることが自信にも繋がるのである。
そして、一回失敗したことでくよくよするのもいけないことである。
リーダーは、挫折・失敗することに対して、
反省すべきことは反省し、もう一方では、成長したと喜んでいい。